リクシルのリシェルにディスポーザーを取り付ける方法について知りたい方へ、こちらの記事では分かりやすく手順やポイントを紹介します。
まずはリシェルの基本的な情報から始め、どんなシンクにどのディスポーザーが取り付け可能かを詳しく解説します。
そして、ディスポーザーを取り付ける際に収納スペースを最小限にするナカジマ企画オリジナルのアイディアや、通常のプランとの比較についても触れていきます。
最後には、取り付けたディスポーザーの使い方や日々のお手入れ方法、そして取り付けに必要な準備や工事までの流れについても詳細に解説しています。ディスポーザーを導入しようと考えている方や興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
新しいキッチン体験、リクシルシステムキッチン「リシェルSI」
リシェルSIの特徴
セラミックワークトップ
リクシルのシステムキッチンリシェルSIは、最新テクノロジーとデザインが融合したキッチンで、新しい料理の可能性を広げる手助けができる、これまでにない特長があります。
特に注目すべきは、熱やキズ、汚れを気にせずに作業できる「セラミックワークトップ」です。
美しさと実用性が調和し、キッチンがより魅力的に変身します。これで、料理に没頭する時間がストレスなく広がります。
ナビッシュハンズフリー水栓
「ナビッシュハンズフリー水栓」は、手や食器をかざすだけで水が自動的に出る優れもの。
料理や洗い物のとき、手間なく水をコントロールできるので、忙しい毎日に頼りになります。
泡や濡れた手でハンドルに触れなくてもいいから、キッチンの使い勝手が格段にアップ。これで家事が楽になります。
らくパッと収納
「らくパッと収納」は、取り出しやすいデザインが魅力。
引き出しを開ける力を30%軽減する斜めに傾く扉の仕組みが、料理の流れをスムーズに進める手助けになります。
キッチンが使いやすく、快適な作業空間に変身します。
よごれんフード
「よごれんフード」は、フード内部のお掃除がカンタン。
普段の手入れは、拭き掃除で済むので、キッチンがいつでも清潔な状態を保てます。
オイルトレーもサッと拭いて洗うだけでOK。時間を有効に使って、毎日を清潔で快適に過ごせます。
シンクの種類と特徴、取付け可能なディスポーザーの種類
ナイアガラフロー方式
新しいキッチンのスタイルを牽引する「ナイアガラフロー方式」。
この方式は、ハイブリッドクォーツシンク、Wサポートシンク、スキットシンクに共通する特徴で、水の流れをコントロールすることができる仕組みです。
注目すべきポイントは、シンクの底面が左右に向かって傾く新しい形状です。これにより、水が広がりにくく、段差へ向かってスムーズに流れるので、どの位置からでも効率的に水を排水できます。料理で発生する調理くずなども、この優れた流れで簡単に流すことが可能で、キッチンを清潔に保つことができます。
ナイアガラフロー方式で、料理の合間のお手入れや毎日のキッチンタイムがより楽しく効率的になります。
デュアルコート・スムースドットエンボス加工
「デュアルコート・スムースドットエンボス加工」は、ステンレスシンクに使われている機能です。このシンクは汚れや傷に強く、日常のお手入れがとってもラクです。
デュアルコート
これはWサポートシンクには非対応ですが、特殊なコーティングがされていて、汚れを簡単に落とすことができます。
シンクの素材には水や汚れをはじく成分が含まれており、拭き取りが本当に簡単。毎日のお手入れが楽ちんになります。
スムースドットエンボス加工
そして、もう一つの特徴がスムースドットエンボス加工。
これにより、シンクの表面は滑らかでありながらも、微細なドット模様が施されています。
調理道具の底が大きなドット上面のみに触れるため、シンクが傷つきにくくなっています。
使い込んでも長く美しい状態を維持できるんです。
ハイブリットクォーツシンク
「ハイブリッドクォーツシンク」は、最新の技術と洗練されたアイデアが凝縮されたシンクです。
使いやすいデザイン
水まわりの作業を快適にするため、このシンクは汚れを簡単に落とせるように工夫されています。
特殊な素材と「ナイアガラフロー方式」が採用され、お手入れがラクにできます。
頑丈で安心
高いところから缶詰が落ちても心配いりません。
頑丈な作りで割れにくく、特殊素材は調味料や洗剤の影響を受けにくく、変色や変質の心配も少ないです。
熱い鍋を置いても安心感があります。
整理整頓もバッチリ
デザインにもこだわりがあり、ワイドサイズのポケットやディバイダーが特徴的。
ハンドソープや中性洗剤、スポンジが余裕を持って収納でき、食器用とシンク用のスポンジを仕切ることができます。
取付け可能なディスポーザー
・イン・シンク・イレーター ディスポーザーAC105-B
日本総輸入元：株式会社ISEジャパン
（注）取付けについては、別途、お問合せください。
キレイシンク・ひろびろキレイシンク
「キレイシンク・ひろびろキレイシンク」は、その名の通り、形もキレイ、色もキレイで、いつもきれいな3つの特徴を備えたシンクです。
やさしい質感とお手入れ簡単
人造大理石特有の優しい感触を生かし、シームレスな加工で継ぎ目がないため、お手入れが簡単。キッチンがいつも清潔な状態をキープできます。
使い勝手が良いオプション機能
調理スペースを広げるためのサポートワイヤーや、野菜や食器の仮置きに便利な水切りカゴがオプションとして用意されています。
配置のバリエーションも豊富で、キッチンの作業が効率的になります。
掃除しやすく頑丈
滑らかなコーナー仕上げで、溝や段差がないので、汚れが簡単に拭き取れます。
熱い鍋を置いても変色や変形が起こりにくい性能があります。
高いところからも物を落としても割れにくいので安心して使用できます。
カラーバリエーションが豊富
魅力的な8色のシンクが揃っています。
自分の好みやキッチンの雰囲気に合わせて、お気に入りの色を選ぶ楽しさも味わえます。
取付け可能なディスポーザー
・イン・シンク・イレーター ディスポーザーAC105-B
日本総輸入元：株式会社ISEジャパン
（注）取付けについては、別途、お問合せください。
ひろびろWサポートシンク/Wサポートシンク
「ひろびろWサポートシンク/Wサポートシンク」は、その名の通り、広々としたスペースとダブルサポートが特徴のキッチンです。
同時進行の便利さ
料理の合間に洗い物をするのは、多くの方にとって悩みの種。
しかし、このWサポートシンクなら、調理と後片付けを同時進行できるので、忙しい日常にピッタリです。
シンクの両側にはプレートや水切りカゴを置いても、スペースが広がり、作業がストレスなく進みます。
使い勝手の良さ
両側に配置されたシンクサポートも大きなまな板やフライパンが洗えるほどの広さがあり、調理器具や食器の整理もラクラク。
作業スペースが広く、段取りよく洗い物が進むので、料理がもっと楽しくなります。
下ごしらえから後片付けまでがスムーズに行え、忙しい日常に時間の余裕をもたらします。
また、大容量のワイヤーポケットも備えられており、収納に活用することで、キッチン周りを整理整頓できます。
取付可能なディスポーザー
・イン・シンク・イレーター ディスポーザー
日本総輸入元：（株）ISEジャパン
・フロム工業 ディスポーザー YS-8100・YS-7000L
・テラル（株）ディスポーザー※
・安永クリーンテック（株）ディスポーザー※
・ニッコー（株）ディスポーザー※
（注）
※印のあるディスポーザーについては、特定の事業者のみで販売されているため、最新の情報については、各ディスポーザーメーカーにご確認ください。
スキットシンク
このシンクは、お手入れしやすさと片づけやすさに焦点を当て、忙しい日々のキッチンタイムをサポートします。
奥行きのある広い段差
特徴的なのは、奥行きのある広い段差。
水の流れが収束するような底面形状により、シンク内のゴミや汚れが素早くかつ効果的に流れ出します。
これにより、お手入れがとても簡単になり、いつも清潔なキッチンを保つことができます。
「スキットシンク」は、お手入れしやすさと片づけやすさに優れています。
料理や調理中に生じる汚れや食材のくずれ、洗い物なども、このシンクの巧妙なデザインによって、瞬時にクリアできるのです。
取付け可能なディスポーザー
・イン・シンク・イレーター ディスポーザー
日本総輸入元：（株）ISEジャパン
・フロム工業 ディスポーザー YS-8100・YS-7000L
・テラル（株）ディスポーザー※
・安永クリーンテック（株）ディスポーザー※
・ニッコー（株）ディスポーザー※
（注）
※印のあるディスポーザーについては、特定の事業者のみで販売されているため、最新の情報については、各ディスポーザーメーカーにご確認ください。
ひろびろラクリーンシンク
「ひろびろラクリーンシンク」は、スキットシンクよりも幅が広がって、洗い物がとっても楽になった進化型のシンクです。
広々としたスペース
大きなフライパンや鍋も余裕で洗える広いスペースが特徴。
これで毎日の料理が一層楽しくなりそうですね。
ワイドな中央ラック
中央のラックもワイドで、スポンジや洗剤の整理整頓がバッチリ。
調理中の仮置きや水切りなど、さまざまな使い方ができます。
「ひろびろラクリーンシンク」は、ピタットジョイントで、人造大理石トップとの継ぎ目が滑らかにジョイント。
軽く拭くだけで汚れが簡単に拭き取れるのが特長です。
取付け可能なディスポーザー
・イン・シンク・イレーター ディスポーザー
日本総輸入元：（株）ISEジャパン
・フロム工業 ディスポーザー YS-8100・YS-7000L
リクシルリシェルSIの収納プラン
らくパッと収納シェルフがキッチンライフをより便利で快適にします。
この収納は、テコの原理を使って、軽い力で開閉できるのが特徴。
手軽に扉を開け閉めできて、毎日のキッチンがとっても楽しくなります。
らくパッと収納シェルフ付きの魅力
馴染みやすいデザイン
手に馴染む握りのデザインは、2つの異なるスタイルから選べて、使い手の好みに合わせて調整できます。
シンプルで使いやすい
シンプルながらも、料理が一段と楽しくなるでしょう。
さらに、らくパッと収納シェルフ付きは、よく使う道具を立ち位置を変えずに簡単に取り出せるので、忙しい朝や夜の調理時間も効率的に過ごせます。
ディスポーザーを取り付けるとらくパッと収納シェルフが使えない？
リクシルのリシェルSIでは、ディスポーザーを取り付けると、らくパッと収納シェルフが選択できなくなります。
ディスポーザーを設置する場合は、メーカーが提供する「ディスポーザー対応キット」を使って、収納スペースを調整する必要があります。
ただし、このキットは複数のディスポーザーに使えるように設計されています。
それにより、必要な切り込みが大きくなり、キッチンの収納スペースがかなり制限される可能性があります。
「ディスポーザーをあきらめて、キッチンの収納を重視するか？」それとも「キッチンの収納を犠牲にしてディスポーザーを設置するか？」といった選択が必要です。
ナカジマ企画のオリジナル収納加工
ナカジマ企画のオリジナル収納加工では、らくパッと収納シェルフ付きを選ぶことができます。
ステンレス製の底面でも問題ないので、自分の好みに合わせて選べます。
これにより、らくパッと収納シェルフ付きの便利な機能を最大限に活かすことができます。
また、加工に必要な切り込みも最小限に抑えています。
リシェルに取付けたディスポーザーの使い方
１. ディスポーザーに調理くずや生ごみを投入する。
２. 水を出す。
３. ディスポーザーのスイッチを「ON」にする。
４. 処理が終ったら、ディスポーザーのスイッチを「OFF」にする。
リシェルＳＩに取付けたディスポーザーの日頃のお手入れ方法
本来ならディスポーザーはお手入れ不要です。
イン・シンク・イレーターディスポーザーやフロム工業ディスポーザーをお使いの場合、内部のお手入れは不要です。
手軽でシンプルな使い勝手が、よりキッチンの使い勝手を向上させてくれます。
■ ハイターは使ってはいけません！
気をつけるべきポイントもあります。
例えば、ハイターは使用不可。
なぜなら、ディスポーザーにとってもシンクにとってもハイターは厳禁なのです。
ディスポーザーはシンクに設置されているため、ハイターが直接触れることで損傷を受ける可能性があります。
ハイターは強力な薬剤で、これがシンクやディスポーザーにかかると素材が傷つくことがあります。
ですので、お手入れの際は優しく洗剤を使い、柔らかいスポンジで軽くこする程度で十分です。
■ ディスポーザーの３大天敵！
また、ディスポーザーのお手入れにおいて注意が必要なのが、ハイターだけでなく、輪ゴムや人の髪の毛も使用不可です。
これらはディスポーザーの3大NGアイテム。
これらがディスポーザーに入ってしまうと、故障の原因となりますので、捨てる際には十分な注意が必要です。
リシェルＳＩに取り付けたディスポーザーは、簡単なお手入れで快適なキッチンライフを提供してくれます。
ディスポーザーとの相性を考え、使っていただければ、皆様の日常が一段と豊かになることでしょう。
ディスポーザー取付けるために必要な準備
【電気工事】100V電源コンセント
ディスポーザーには100Vの電源コンセントが必要です。
取付けるディスポーザーの種類によって、プラグ形状は変わります。
推奨は、パナソニックリファインシリーズWKS216品番のコンセントです。
アースターミナルがあり、3ピースプラグ、2ピース（アース線別）の両方に対応できるためです。
【電気工事】100V電源コンセントの位置
100Vコンセントの位置は、配管カバーの上に固定するのがベストです。
ディスポーザーの取扱説明書には、ディスポーザーに異常があった時に、「コンセントを抜く」ことが記載されています。
配管カバーの内部にコンセントがあると、ユーザーがコンセントを抜くことが難しくなるためです。
【電気工事】ディスポーザー用スイッチ
ディスポーザー用スイッチの壁スイッチはディスポーザーをより便利に、そして安心して使えるアイテムです。
これは主電源としても利用できるので、キッチンリフォームを考えている方々におすすめです。
ディスポーザーのスイッチにはフタスイッチがマンションでは多く採用されていますが、、壁スイッチも同時に設置することで、主電源として利用することができます。
長時間外出する際やディスポーザーを使用しないときに、スイッチを「切」にするだけで、誤作動を未然に防ぐことができます。安全面でも心強い仕様です。
ディスポーザー用スイッチは壊れにくい設計が施されています。日々の使用に耐え、長期間安心してお使いいただけます。
キッチンは日常生活の中で様々な状況にさらされる場所ですが、この頑丈なスイッチなら安心できます。
ディスポーザーの種類によっては、キッチンの作業と同時にディスポーザーを利用できるようになります。
この一体感が、キッチン作業をより効率的で快適なものに変えてくれます。
ディスポーザー用スイッチ（壁スイッチまたは主電源）は、あれば便利になることは間違いなしです。
新しいキッチンを作り上げる一環として、ぜひこのスイッチを検討してみてください。
【管工事】立上り配管の位置
立上り配管は、ディスポーザーの種類によって異なります。
概ね、シンク排水口の芯より、150～200mm程度（左右のどちらか）離れたところが配管の立上り位置となることが多いです。
ただし、キッチンの種類やディスポーザーの種類によって異なります。
ナカジマ企画では、ディスポーザーの種類やキッチンの種類によって、立上り配管の位置をディスポーザー工事の中で変更しています。
ナカジマ企画に工事をご依頼頂ければ、煩わしい「配管立上り位置」を考えないで工事を進めて頂いて問題ありません。
ディスポーザー工事までの流れ
ナカジマ企画では、工務店やリフォーム工事会社と協力し、キッチンプランの選択から引き渡しまで、スムーズにサポートいたします。
お気に入りのキッチンプランが決まりましたら、その情報をメールで送信してください。 ディスポーザー取付け費用のお見積書を作成し、発行いたします。
キッチンの組み立て工事は通常通り進めます（ディスポーザーがない場合と同じように）。
キッチンの組み立て後、必要な内装工事を進めます。
電気や設備器具の設置を行います。
ディスポーザー本体の取り付け工事を行います。 取り付けが完了したら、試運転と漏水の確認を行っております。 収納部（引出し）については、現場での加工が難しいため、一時的にお預かりします。加工後は再度納品し、リードタイムは3～5日間です。
自社検査、施主検査などの事です。
最終的な引き渡しとなります。
リクシルシステムキッチン リシェルＳＩで新しいキッチンライフを手に入れよう！
リクシルシステムキッチンのリシェルSIディスポーザーを取り付けると、キッチンでの日常がぐっと快適になります。
収納スペースを犠牲にすることなく、ディスポーザーを機能的かつ効果的に設置する、ナカジマ企画オリジナル収納加工では、理想的なキッチン空間を手に入れることができます。
ディスポーザーの取り付けにより、食材の残り物を簡単に処理でき、生ゴミの臭いやハエの心配も軽減します。そして、当記事で紹介した使い方やお手入れ方法を実践することで、ディスポーザーを長く快適にご利用いただけます。
リクシルシステムキッチンリシェルSIにディスポーザーを取り入れることで、キッチンでの作業がスムーズになり、清潔で快適な空間を手に入れることができます。
ぜひ、この記事を参考にして、あなたのキッチンにディスポーザーを導入して、新しいキッチンライフを楽しんでください。
キッチンプランの相談やディスポーザー取り付けの詳細について知りたい方は、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。
ナカジマ企画のスペシャリストがあなたの理想のキッチンを実現するお手伝いを致します。新しいキッチンで日常がもっと快適になりますように！